12月8日 cinema4d LEVEL.003

別オブジェクトに分離(U~P)とPlugin (Perfect Split)でできるオブジェクトの位置について。

 

オブジェクトの不要な平面を選択 > Plugin (Perfect Split)という感じで作業中に頻繁に使う。

しかしtutorialでサイコロを作るときに面から作成段階。プリミティブオブジェクトのキューブを選択。不要な面を選択 > Plugin (Perfect Split)

ここで問題が発生。Y軸上に残っている平面の軸をXYZ軸0地点に持っていくにはどうすれば。。。

そもそもなぜ軸が平面の中心にあるの、Plugin (Perfect Split)を使うまではXYZ軸0地点に軸があったのに。。。

 

調べると分離には3種類あったので、結果がどうなるのか並べてどういう違いがでるのか見てみたいと思います。

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左 split

真ん中 Disconecton

右 perfect split

 

上部だけポリゴン選択

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各オブジェクトに各機能を使った結果。

軸は平面の中心の位置にある。

しかし別れ方が違うのが見てわかる。splitはベースがそのままの状態のまま新しいオブジェクトが作成されている。オブジェクトマネージャを見ても新しいsplitができている。

またdisconectionは上部の平面しか選択していないにもかかわらず下のオブジェクトのエッジも選択されている。これは上部だけ分離しただけであって下の箱はオブジェクトとして残っているしまだくっついている状態。オブジェクトマネージャを見てみると新しいオブジェクトは生成されていない。ということはひとつのオブジェクト内に分離されているオブジェクトが2つ入っている状態ということ。これは使いどころが難しい。

perfect splitはsplitと同じでオブジェクトマネージャを見ても新しいオブジェクトとして分離している。しかし違う点といえばsplitはベースの上部だけをコピーした状態で新しいオブジェクトを作成するのに対し、perfect splitはベースから完全に引き剥がしている。よって新しく作成されるオブジェクトというのはベースから上部を完全分離したオブジェクト。

 

次にmodel選択をしてみる。すると軸に違いがわかる。

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split、disconectionはXYZ軸0上にあるのがわかる。

splitは上と下で別オブジェクトに別れているが、XYZ軸0上にあるのは四角だった形状を記憶しているのか。それよりもオブジェクトを分離するだけ、という機能と考えたほうがいいだろう。分離したオブジェクトの軸は元オブジェクトの軸と同位置になるのがわかった。同じことがdisconectionにもいえる。

perfect splitは軸が上にある。YZ軸は0上にあるがY軸は0にはない。この軸の位置は上部の面を選択してperfect splitを与えた位置である。perfect splitは完全に別オブジェクトになるので軸はそのときの位置にあった中心に来ると考える。

perfect splitは分離したオブジェクトのセンターに来る。

 

軸の位置は分離の方法によっても場所は変わるが、ポリゴン選択、モデル選択でも軸の位置が違うのがわかった。

モデル全部を移動するときは全体を選択するモデル選択を選ぶのがよいだろう。

慣れるまでは動かすときに気を付けなければ後々大変なことになるので注意が必要。

 

目的によって使い分けるのがいいと思うが、まだどのようなときに使い分けるのかは難しい。